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ピアノの調律にかかる値段は?どれくらいの費用か相場を解説

「ピアノの調律にはどれくらいの値段がかかるんだろう?」
「どうして調律に数万もの値段がかかるの?」
ピアノを持つ方のなかで、以上のような疑問を感じた方は少なくはないはず。この記事では、そんなピアノ調律にかかる値段に関して解説していますので、調律やその値段でお悩みのある方はぜひ参考にしてください。

ピアノの調律にはどれくらいの値段がかかる?

ピアノの調律にかかる値段は、作業内容や調律師の技術、地域などによって変動します。
この項目では、調律の値段相場と具体的な作業内容について解説していきます。

ピアノの調律にはどれくらいの値段がかかる?

ピアノの調律の値段相場

ピアノの調律にかかる費用は多岐にわたります。
なお、一般的な相場は以下のとおりです。

 
  • アップライトピアノが12,000円〜15,000円程度
  • グランドピアノが15,000円~20,000円程度
 

ただし、未調律期間が長い場合はこの限りではありません。調律に時間がかかることも考えられるため、割増料金が発生する場合があります。
したがって、調律の値段を重要視する場合は、いくつかの調律業者に問い合わせて見積もりを取るとよいでしょう。

 

ピアノ調律の作業内容

ピアノの調律は、単に弦の調整だけではありません。約230本の弦を一本ずつ調整し、ハンマーの角度の調整や鍵盤の隙間の微調整など、細部にわたる作業が含まれます。
この作業には高い技術と経験が必要で、調律の値段にはこの作業にかかるコストや質が調律費用に反映されることが一般的です。
詳しい調律の作業内容やかかる時間に関しては、以下の記事をご確認ください。

ピアノ調律の値段が高くなる例

ピアノの調律は、単なる弦の調整だけでなく、様々な要因が値段に影響を及ぼします。
特に部品交換や追加のメンテナンス、出張費用などが発生する場合には、値段が高くなることがあります。

 

弦やハンマーなど部品交換が発生したとき

ピアノの部品が劣化・消耗した場合、調律だけではなく部品交換が必要になることがあります。特に弦やハンマーの交換は専門的な技術が求められ、それに伴う費用が発生します。
部品代と交換作業にかかる費用を合わせると、調律の値段は通常よりも高くなる可能性があることを覚えておきましょう。

 

調律や部分交換以外のメンテナンスが発生したとき

ピアノの調律に際し、鍵盤の動作不良や内部の清掃など調律以外のメンテナンスが必要になることがあります。こうした追加作業が発生すると、それに応じて追加料金がかかります。
ピアノの状態を事前によく確認することで調律にかかる値段を想定できるとともに、必要なメンテナンス内容を調律師に伝えることができます。

調律にかかる値段を抑えるためにやるべき5つの習慣

調律にかかる値段を抑えるためにやるべき5つの習慣

ピアノは高価な楽器であるため、日頃の管理が非常に重要です。調律の際に追加のメンテナンス工程が発生しないためにも、日頃のピアノ管理は一度見直してみましょう。

 

1.管理に適正な温度を保つ

ピアノは木製部分が多く、温度の変化に敏感です。そのため、特に急激な温度変化は、木部のひび割れや変形を引き起こす可能性があります。
室温は一年を通して18~25℃程度に保つことが望ましいとされているため、エアコンやファンヒーターなど、直接ピアノに風が当たらないよう工夫することが重要です。

 

2.推奨された湿度を維持する

ピアノの木材は湿度にも非常に敏感で、湿度が高すぎると木部が膨張し、低すぎると乾燥してしまいます。一般的に、ピアノの保存に適した湿度は40~60%程度とされています。
したがって、湿度計を設置し季節や天候に応じて加湿器や除湿器を使うなど、湿度を一定に保つ習慣が必要になります。

 

3.設置された部屋の換気をする

ピアノの木部や内部構造は湿気に敏感で、カビやダニなどの発生を防ぐためにも定期的な換気が必要です。
窓を開けて自然の風を取り入れるか、換気扇を使って部屋全体の空気を循環させましょう。ただし、直接ピアノに風が当たらないように配慮することが重要です。

 

4.設置場所に気をつける

ピアノの設置場所は音質や耐久性に大きな影響を及ぼします。直射日光が当たる場所や暖房器具の近く、壁際などは避け、部屋の中央に近い位置に設置するとよいでしょう。
また、床の揺れが少ない、安定した場所を選ぶことも大切です。
専門業者と相談して最適な場所を見つけることをおすすめします。

 

5.定期的にピアノを弾く

ピアノは長期間弾かないと、機構が硬くなることがあるため、定期的に弾くことが大切です。弾くことで機構の動きをスムーズに保ち、早期に問題を発見できる場合もあります。
少なくとも週に一度は、全てのキーを軽く弾いてみるなどの習慣をつけるとよいでしょう。
こういった習慣がピアノの寿命を延ばすだけではなく、調律時に追加メンテナンスが発生するリスクを抑え、調律にかかる値段を一般的な値段に留めることに繋がります。

なぜ必要?ピアノ調律の重要性

ピアノの調律は、楽器の性能を最大限に引き出すために欠かせない作業です。調律が整っていないと音の美しさが損なわれ、演奏者の表現力も制限されることがあるのです。
ここでは、ピアノを調律するべき理由と、調律の頻度について説明します。

 

ピアノを調律するべき理由

ピアノは弦の張力が非常に大きく、温度や湿度の変化によって容易に音が狂います。調律を怠ると、正しい音階が出ず、美しい音楽を奏でることが困難になります。
また、調律が不適切な状態で弾き続けると、機構の劣化を早めることもあるため、定期的な調律が必須とされています。

 

ピアノの調律頻度

ピアノの調律頻度は、使用頻度や環境、楽器の年数などによって異なります。一般的には、プロの演奏家でない場合でも、年に1~2回の調律が推奨されています。
また、ピアノを頻繁に使用する場合はもう少し頻度を上げることが望ましいでしょう。
調律師と相談し、自分のピアノに合った調律スケジュールを立てることが大切です。

調律しても改善が見られない場合は...

ピアノは調律だけでは修復できない構造的な問題を抱えていることがあります。
長い年月の使用や保管状態の不備による劣化など、調律しても改善が見られない場合は、買い替えを検討することも一つの選択肢です。
新しいピアノにすることで、演奏の質も向上し、音楽の楽しみが深まるでしょう。
あるいは、修理して使って改めて頂くヤマハピアノサービスの「リニューアルプラン」もおすすめです。

多少値段がかかっても定期的な調律が大事

ピアノの調律は専門的な技術を要するため、多少値段がかかりますが、そこにかかるコストはピアノ演奏の質の向上と、ピアノの寿命を延ばす意味でも非常に重要です。
また、中古で安価なピアノでも、適切な調律によってはその潜在能力を最大限に引き出すことが可能な場合もあります。
そのため、定期的な調律は多少値段がかかっても定期的に行うことをおすすめします。