120年前の音を探し “ピアノの声”を聴く
奈良ホテル「アインシュタインのピアノ」を再生
製造から120年以上の時を経過し、今なお現役の楽器としてピアニストが美しい音色を奏でている稀少な一台が奈良ホテルにあります。かつてあの天才物理学者が弾いたことから『アインシュタインのピアノ』という愛称を持ち、ホテル、観光客など多くの人に愛され続けているピアノ。その修理・再生をヤマハピアノサービス(YPS)大阪センターが担当しました。
ピアノづくり その革新の歴史を次の世代へとつなぐ
『ヤマハピアノ竪型ホーム型』(1930年代後半製)を再生保存
ヤマハピアノサービス(YPS)では、歴史的資料価値の高い稀少ピアノの修復にも多くの実績を誇ります。これらの作業を通じて再生されたピアノは、日本のピアノづくりを次の世代へとつないで行く上で貴重な資料となることはもちろん、産業史を検証する上でも重要な役割を担います。YPS掛川センターが担当した『ヤマハピアノ竪型ホーム型』の修復作業を追いながら、一般のピアノ修理とは若干異なる、歴史的稀少ピアノの再生過程についてご紹介します。