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「福島の病院にピアノと音楽を届けたい」プロジェクト

福島の病院にピアノと音楽を

ヤマハリニューアルピアノ®︎を被災地に寄贈

東日本大震災による被災にくわえ、特に原発事故の影響によって故郷に帰れない方が多くおられる方への心の支援としてスタートした『福島の病院にピアノと音楽を届けたい』プロジェクト。 「音・音楽を原点に培った技術と感性、保有資産やさまざまなリソースを生かして、新たな感動と 豊かな文化を世界の人々とともに創り続けることが自らの使命」という考え方のもと活動するヤマハグループの一員である当社は、プロジェクトの想いに賛同し、リニューアルピアノ®︎の寄贈および一流の演奏者を招いての病院内演奏会の開催にご協力させていただいています。

 

「福島の病院にピアノと音楽を届けたい」プロジェクト

ピアノ寄贈・演奏会開催実績

2023年10月3日

高野病院

演奏:五味田 恵理子

2022年7月20日

ふたば医療センター

演奏:大室 晃子、山崎 千聖

2019年10月27日

会津西病院

演奏:富永 愛子

2017年10月6日

須賀川市公立岩瀬病院

演奏:諸田 由里子

2017年8月28日

福島市赤十字病院

演奏:松崎 敦子(ヴィオラ)、村田 千佳(ピアノ)

2017年8月27日

南相馬市立総合病院

演奏:松崎 敦子(ヴィオラ)、村田 千佳(ピアノ)

2017年5月12日

いわき市小名浜ときわ苑

演奏:添田 哲平(ピアノ)、星 美南子(ピアノ)

双葉郡広野町の高野病院で記念演奏会開催
ヤマハリニューアルピアノ®︎U3Aを寄贈

東日本大震災によって被害を受けた福島の復興支援として行われている<福島の病院にピアノと音楽を届けたい>プロジェクト(同実行委員会主催)。通算7台目となるピアノの寄贈式および記念演奏会が、2023年10月3日、福島県双葉郡広野町の高野病院リハビリルームにて行われました。
弊社はこのプロジェクトの趣旨に賛同し、ヤマハリニューアルピアノ®︎の提供という形でご協力させていただいてきました。今回も横浜センターにて修復・調整。内外装を含めた再生作業を行なったヤマハアップライトピアノU3A(1984年製造)を当社認定リニューアルピアノ®︎としてご提供しています。
演奏会ではピアニストの五味田 恵理子さんによるショパンの「ノクターン」、チャイコフスキーの「四季」などが披露され、患者さん、病院関係者の皆さんが演奏を楽しまれました。
高野病院の井上 幸子看護部長からは「立派でピカピカのピアノに感激しました。五味田さんの素晴らしい演奏で、患者の皆様には豊かな時間を過ごしていただくことができました。ありがとうございます。」というメッセージをいただきました。

双葉郡広野町の高野病院で記念演奏会開催 ヤマハリニューアルピアノ®︎U3Aを寄贈
実行委員会の三木隆二郎代表から目録を贈呈

実行委員会の三木 隆二郎代表から目録を贈呈

五味田恵理子さんによる演奏を楽しむ来院患者の皆さん

五味田 恵理子さんによる演奏を楽しむ来院患者の皆さん

左からピアニストの五味田恵理子さん、高野病院 高野己保理事長、実行委員会 三木隆二郎代表

左からピアニストの五味田 恵理子さん、高野病院 高野 己保理事長、実行委員会 三木 隆二郎代表

中古とは思えないクオリティ
温かみがあり個人的にとても好きな音色でした

ピアニスト 五味田 恵理子さん

演奏会が始まるまでは、患者様方が動いている中で、お耳を少しこちらに向けてくださったら…などと考えておりましたので、あのように全身で真剣に聴いてくださるなんて想像しておらず、逆にこちらが励まされるようでした。背中を押していただいたような気持ちです。
本当に素晴らしい経験をさせていただき、ありがとうございました。ピアノも、お聞きしなければリニューアルした楽器とは気付かないほど、自然で安定したタッチに整えてくださっていて、大変弾きやすく有難かったです。普段の練習や演奏会と何も変わりなく演奏させていただくことができました。
これは楽器の個性かもしれませんが、大変温かみのある、個人的にとても好きな音色を持った楽器で、演奏を助けてくれました。

ふたば医療センターにヤマハリニューアルピアノ®︎U3Hを寄贈

<福島の病院にピアノと音楽を届けたい>プロジェクト(同実行委員会主催)。通算6台目となるピアノ寄贈・演奏会が、2022年7月20日、福島県双葉郡のふたば医療センターにて行われ、ヤマハリニュールピアノ®︎U3Hをご提供させていただきました。
寄贈式には実行委員会代表の三木 隆二郎さん(チェロ)をはじめ、大室晃子さん、山崎 聖さん2名のピアニストによる演奏が行われたほか、弊社営業推進部の佐々木 慶和がご挨拶をさせていただきました。

ふたば医療センターにヤマハリニューアルピアノ®︎U3Hを寄贈
右から 三木 隆二郎代表、谷 川攻一医療センター長、大室 晃子さん、山崎 千聖さん、弊社佐々木

右から 三木 隆二郎代表、谷川 攻一医療センター長、大室 晃子さん、山崎 千聖さん、弊社佐々木

贈呈式で挨拶する弊社佐々木 慶和

贈呈式で挨拶する弊社佐々木 慶和

演奏会では三木代表のチェロとのデュオのほか、ピアノソロが披露された

演奏会では三木代表のチェロとのデュオのほか、ピアノソロが披露された

運搬~調律までのきめ細かい対応に感謝

「福島の病院にピアノと音楽を届けたい」実行員会代表 三木 隆二郎さん

このたび、私ども「福島の病院にピアノと音楽を届けたい」プロジェクトによる、ふたば医療センターへピアノ寄贈に際してヤマハリニューアルピアノ®︎を廉価でご提供頂きまして、誠にありがとうございました。
お陰様で私どものプロジェクトとして6台目、ご提供頂いたヤマハリニューアルピアノ®︎として は3台目の院内演奏会を、無事行うことができました。特に今回はコロナ感染者がまた急増する中で実施が危ぶまれたところではありましたが、感染対策を実施した上で主として医療従事者約20名に加え、入院患者さんも3名ほどご参加頂くことが出来、皆さまから大変、温かいお言葉を頂戴することが出来ました。
これもひとえに御社の深いご理解のもと、ピアノを提供頂くだけでなく、運搬や調律までお手配頂くことで受入側の病院にも負担が少なく院内演奏会を実施することが出来たことによると思っております。また来年、出来ましたらプロジェクトとして7台目、ヤマハリニューアルピアノ®︎として4台目の院内演奏会をどこか福島県内病院でまた、開催出来たらと希望しておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

リニューアルの考え方は復興・再生の理念にも通じる

福島県ふたば医療センター長 谷川 攻一さん

この度は、ピアノを寄贈いただき誠にありがとうございます。
福島県ふたば医療センター附属病院は、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故により、未だ多くの住民が避難を余儀なくされている福島県双葉地域において、必要な医療を確保し、「住民が安心して帰還し生活できる」「復興事業従事者が安心して働ける」「企業等が安心して進出できる」という、3つの安心を医療の面から支えるという目的のため、2018年4月に開院いたしました。
震災後11年が経過し、復興が進んでおりますが、福島県双葉地域では、本院以外に再開する病院はなく、更には、近年の新型コロナウイルス感染症の拡大により、地域の医療需要は拡大している状況にあります。
このような状況下、職員一丸となってこの地域の医療を支えるべく取り組んでいるところ、ヤマハピアノサービス株式会社様より、ピアノ寄贈の話をいただきました。
寄贈いただいたピアノは、リニューアルピアノ®︎というもので、高度な技術者が一台一台丁寧に心 を込めて再生作業を手がけ、厳格な作業基準に基づいて再生・蘇らせたピアノと聞き及んでおります。
これは、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故からの復興・再生に取り組んでいる私どもに通じるものがあると感じたところです。
このような縁でいただきましたピアノですので、常日頃の管理を怠らず定期的に調律を行うなど大切にしていきたいと存じます。
また、幸いにも、本院には演奏できる職員がおりますので、様々な機会を通じて演奏し院内に癒しをもたらしていきたいと考えておりますので、引き続き、御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

このピアノが育ってきた歴史を思いながら演奏しました

ピアニスト 大室 晃子さん

「福島の病院にピアノと音楽を届けたい」プロジェクトでの演奏をさせていただきありがとうございました。とても意義ある活動だと感じており、今回の「お役目」をいただいて光栄に思います。このピアノちゃんが今までどんなふうに育ってきたのか、想いを込めながら弾かせていただきました。そして、今後の幸せも願って・・・。
ヤマハの皆様の技術と愛情が詰まったリニューアルピアノ®︎。新品と伝えられればそのようにも思いますし、素晴らしいと思います!! またこのピアノちゃんに再会させていただける日を心待ちにしております。そしてこの意義あるプロジェクトを、ぜひ続けて下さいますように。

いろんな想いが詰まった柔らかい音

ピアニスト 山崎 千聖さん

初めて触れたリニューアルピアノ®︎のタッチは、新品よりも緩く感じられました。しかしそれがかえって誰しもが気軽に触れやすいのではと考えます。ペダルも踏みやすかったです。外見、音質、タッチともに総合して新品と思う方も少なくないと思います。
音質は従来の一般的なピアノとの違いは落ち着いた音色という点でした。弾き手からは内側で響いているように感じます。内向的という意味ではなく、今までの持ち主やほかの方々に弾かれてきたのだろうなと想像できるような思いの詰まった柔らかい音がしました。あたたかみのある音質だと個人的には思いました。
この度はかなり昔のピアノとは思えないような素晴らしい蘇りを果たしたピアノを見ることができ、とても貴重な経験でした。ありがとうございました。

被災地以外に学校や施設への
ピアノ寄贈活動を行なっています

慈恵医大附属病院に自動演奏装置付きヤマハピアノを寄贈

2007年6月、NPO法人「子供地球基金」様の呼びかけにおこたえし、慈恵医大附属病院さまに自動演奏装置付きのヤマハピアノHQ100SXを寄贈しました。設置場所は小児科 院内学級・プレイルームです。

 

慈恵医大附属病院

アフラックペアレンツハウスにヤマハ電子型グランドピアノを寄贈

2005年3月、財団法人「がんの子供を守る会」さまの呼びかけにおこたえし、「アフラックペアレンツハウス」にヤマハ電子型グランドピアノ(中古)を寄贈しました。

 

アフラックペアレンツハウス

キッズアースホーム東京にヤマハリニューアルピアノ®︎を寄贈

2004年3月、NPO法人「子供地球基金」さまの呼びかけにおこたえし、「キッズアースホーム東京」にヤマハリニューアルピアノを寄贈しました。

 

キッズアースホーム東京