古いピアノは買取に出せる?

40~50年前の古いピアノでも買取は可能です。
古いピアノの中でも、名門ブランドや保存状態が良好なピアノは、鍵盤のタッチや音の響きが独特で、新しいピアノとは違った魅力を持っていることも多いです。
また、中古楽器市場では古いピアノの需要もありますので、買取業者が積極的に取り扱っていることも珍しくありません。
なお、買取以外にピアノに値段が付かず引き取り費用などをご負担いただくケースもあります。事前にご相談のうえ買い取り等を依頼しましょう。
買取が難しいピアノの例
ヤマハピアノサービスでは以下の状態のピアノの買い取りは承れない場合がございます。
- 水に濡れたピアノ
- 火事など被災したピアノ
- 意図的に壊されたピアノ
- 部品を紛失したピアノ
上記以外にも買い取りができないケースがありますので、ご相談の際は詳細にピアノの状態やその状態に至った経緯などをお伺いする場合があります。
古い品番のピアノ買取はお早めに検討を
一部の買取業者では、古い品番や型番のピアノの場合、買取が難しい場合があります。
これは、特定の部品の入手困難や、修理の高コストが原因であることが多いです。
もし自分のピアノが該当するか不安な場合は、買取業者の公式ウェブサイトで情報を確認するか、直接問い合わせてみることがおすすめです。
そうすることで早めの確認で後々の手間を省くことができます。
買取に出せない古いピアノの処分について
買取に出せない古いピアノの処分には、いくつかの選択肢が存在します。
自治体の粗大ごみ回収を利用するのはもちろん、専門業者に処分を依頼する方法も一般的です。
その他にも、リサイクルショップや学校、福祉施設への寄付など、ピアノの状態や価値に応じた処分方法が選べます。
もし今後使う予定がある、身内や知人に譲るあてがある場合は、修理して再度使える状態位にしておくこともおすすめです。
処分する際には、こういったただの処分ではない形も検討するといいでしょう。
ピアノを買取依頼する際に注意すること
ピアノの買取依頼をする際には、業者の選び方や費用、サービス内容などに注意が必要です。適切な業者選びで手間やリスクを防ぐことが可能となります。

ピアノ買取業者の実績を調べる
買取業者選びの際、その業者の実績や評価をきちんと調べることが大切です。
過去の取引評価や口コミ、業界内での評価など、信頼性の確認が欠かせません。
少なくとも、不正確な評価や悪評が多い業者は避けるべきでしょう。
複数の業者で見積もって比較する
一つの業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取ることで、価格やサービス内容の比較が可能になります。
それによって、最も適切な条件での買取を行える業者を見つけることができるでしょう。
搬出困難な場合の「特殊搬出費」を確認する
特に重いピアノや、狭い通路、階段などでの搬出が困難な場合、特殊搬出費用が発生することがあります。
また、ヤマハピアノサービスでは搬出運送業者による事前下見があります。こちらは有料で実施しています。大事なピアノを安全に搬出するために必要な作業ですので、ご了承ください。
想定していない思わぬ出費とならないように、見積もり段階でしっかり確認しましょう。
出張費やキャンセル料などの費用を確認する
ピアノ買取には出張費やキャンセル料など、隠れた費用が発生することがあるため、事前にしっかり確認することが大切です。
予想外の費用が発生しないよう、契約前には買取の際に発生する全ての費用について確認しましょう。
ピアノの買取の際に伝える項目
ピアノの買取を依頼する際には、業者へ伝えるべき情報がいくつかあります。
- ピアノのメーカー
- ピアノの機種名
- ピアノのモデル名
- ピアノの製造番号
- ピアノのペダルの数
- ピアノの状態
- オプション機能有無
- 前回の搬入方法
- ピアノの設置場所
- 道路から玄関までの階段の段数
これらの情報は、ピアノの品質や価値を判断する上で非常に重要となるため、正確に業者へ提供する必要があります。
特に、製造番号によっては買取が難しい場合もあるため、注意が必要です。
これらの項目を確認し、可能な限り詳細に業者へ伝えることで、適切な査定を受けられるでしょう。
そのため、最も正確な査定結果を得るうえでこれらの項目の確認は欠かせません。
お持ちのピアノがいくらで買取できるか気になる方へ
お持ちのピアノが古くても、買取自体は可能です。
重要なのは、詳細な情報の提供と信頼性のある業者の選定です。
複数業者で見積もり比較し、隠れた費用の確認を忘れずに、慎重に進めることが重要です。